ゲーミング環境の紹介第7回!
今回はついに・・ゲーミング環境のヌシともいえる『ゲーミングPC』について紹介します!
1.ゲーミングPCは普通のパソコンではない
まずは「ゲーミングPCってパソコンでしょ?普通のパソコンとどう違うの?」という疑問について説明していきましょう。そんなの知ってるよ!というゲーマーな皆さんは次項へGO!
要するに。
ゲーミングPCは最先端3Dグラフィックのゲームをヌルヌル動かすことができるスペックで構成されたパソコンです。
さらに誤解を恐れず例えると
「よーしパパ今月はふんぱつしてノートパソコン買っちゃうぞ!」
「最新のパソコンなら人気のAPEXとかいうゲームもきっと遊べるよね?!」
「ビックカ〇ラに到着だ!VAI〇にしようかな?N〇Cにしようかな?」
危険です。
こういった家電量販店PCコーナーに整然と並んでいるパソコン達は「エクセルやワードを使ったお仕事」「インターネット閲覧」「YouTube程度の動画閲覧」といったデイリーユースを不自由なくスマートにこなしたいピープル向けのパソコンであって「ゲーム用途」には全く向いていないのです。
さらに具体的に言うと3Dグラフィックのゲームを動かすのに最重要なパーツ「グラフィックボード」というものが搭載されていない!!これに尽きます。
2.じゃあゲーミングPCってどうやって手に入れるの?
①家電量販店であればゲーミングPCコーナーを探し店員さんにやりたいゲームを伝える
難易度★ 自由度★ ゲーミング度★
みてのとおり「わからないものは聞いて決める」精神!
間違いのない・故障、不良品の可能性が低いものをポンっと買える。
その反面、見た目や性能はそこに置いてある決まったものからしか選べない。
②インターネットで「BTO(ビルト・トゥ・オーダー)」と呼ばれるパソコンを購入する
難易度★★ 自由度★★ ゲーミング度★★
こちらは各メーカーさんがある程度性能・価格別にセットを組んでくれているPCを、基本的にはWebサイトで購入する形になります。多くのメーカーさんが「ゲーミングPC(と呼べる性能のもの)」を取り扱っていますね。
とにかく種類が豊富!さらにある程度パーツの組み換えもWebサイトから選択方式でできるようになっているためお店でポンっと買うよりも自由度は高し。
ただし「パーツの知識」は選ぶためにも事前に必要になることと・・これは個人的な見解ですが「見た目(PCケース)がどれもちょっとダサい」。
ゲーミングに並々ならぬ拘りを持った方々以外にはとてもオススメです!
↓の辺りが有名なゲーミングPC推しのショップですね。
G-Tune|パソコン(PC)通販のマウスコンピューター【公式】
安定の選択肢なので興味のある方は是非一度調べてみるのが良いかもです。
③自作PC=自分でパソコンに必要なパーツを揃えて組み立てる
難易度★★★ 自由度★★★~∞ ゲーミング度★★★~∞
そしてゲーミングに並々ならぬ拘りをもった侍が選択したのがこちら。
パソコンを構成するパーツやソフトを1つ1つ購入して組み立てる、いわゆる「自作PC」というものです!ちなみに「自作」とは言っても各パーツを「マザーボード」という基盤にハメ込んでいって、ケースに収納して電源など必要な配線をして終わり。
「組み立てPC」と呼んだほうがしっくりは来ますね。
自作PC未経験のみなさんが想像するよりは簡単!ではありますがやはり難易度はそれなりに高く、事前知識は必要になります・・・。
それを乗り越えた先に待っているのが「自分がピッタリと求めただけの性能」と「好きなだけ見た目をアレンジできるゲーミングロマン」なのです!
今のところマイPCは元気に問題なく息をしていますが、初期不良や組み立てミスでの動作不良などのリスクは非常に高いのがこの選択肢ですね。
目的にあわせたお好きな選択でゲーミングPCを手に入れよう!!
3.自作ゲーミングPCのお値段感
この項目では「もともとゲーミングPCなんて知ってるし!」「PCのパーツ名ぐらいなら大体わかる!」といった方向けにマイ自作PCを例に挙げてちょっとだけ詳しくリアルに紹介します!
スマホだと見づらいかな・・
これがマイ自作PCの中身です!見えているだけで6パーツ。これにプラスして
・電源ユニット
・SSD&HDD(記憶媒体)
・Windows 10 Homeエディション
・忘れてはいけないPCケース
という合計10パーツ(Windows含む)でパソコンは構成されているわけです。
こうしてみると案外とパーツは少ないんだなぁなんて思いません?
■マイPCの性能・価格
侍はその名のとおりコスパ重視。
最新の3Dグラフィックゲームが画質をほぼダウングレードさせずに、そこそこストレスなくプレイできる(APEXなら100fps、フォートナイトであれば144fps、FF14であればベンチマークソフトで"非常に快適")ぐらいのラインを満たす性能を狙っていってその通りのパフォーマンスを出せています。
行く行くは動画編集なんかにも手を出してみたかったのでSSDとHDDは少し大きめのものにしておきました。
では、実際に選んだパーツ構成と価格感(税込)はコチラ!!
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CPU:INTEL 第10世代CPU Corei5-10400F ¥16,000
グラボ:MSI GeForce RTX 2060 GAMING Z ¥40,000
(2021年4月現在、グラボはビットコイン稼ぎに使えるらしく滅茶苦茶に高騰品薄状態。こちらもつい先月適正に近い価格で手に入れましたが今Amazonを見ると8万とかで転売?されています)
メモリ:CORSAIR DDR4-3000MHz メモリモジュール VENGEANCE RGB PRO シリーズ(白) 16GB [8GB×2枚] ¥12,000
マザーボード:ASRock Intel 第10世代CPU対応 H470 Steel Legend ¥14,000
SSD:Western Digital SSD 1TB WD Blue SN550 PC M.2-2280 NVMe ¥13,500
HDD:Western Digital HDD 6TB WD Blue PC 3.5インチ 内蔵HDD ¥10,500!
電源:玄人志向 STANDARDシリーズ 80 PLUS GOLD認証 750W ¥11,000
OS:Windows 10 Home 日本語版 ¥17,500
ロマンの限界突破--------
PCケース:NZXT PCケース H510 Elite (RGBファン2個付き)¥18,000
※ブランドに拘らなければ見た目も良くて¥8000程度で十分選べる
空冷CPUファン①:NZXT Aer RGB 2 PCケースファン RGB対応 120mm ¥2,900
空冷CPUファン②:NZXT Aer RGB 2 PCケースファン RGB対応 140mm ¥3,600
※ブランドに拘らなければ見た目も良くて2個セット¥2000でも十分選べる
水冷CPUクーラー:NZXT KRAKEN Z63 簡易水冷クーラー 280mm ¥33,500
※ブランドに拘らなければ見た目も良くて¥10,000でも十分選べる
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合計:¥19,2500
どうしてもNZXTという見た目最高のメーカーかつ光るものに魅了された侍は、ロマン料金だけで¥40,000ほど上乗せしてしまった計算になる。コスパ悪侍です。はい。
・見た目だけほんの少し妥協(というより拘りすぎない)
・SSD1TBもあればHDD6Tはいらない(動画編集などを視野に入れない場合)
こうすれば¥150,000ほどでPCゲームをするには十分なミドルスペックPCを組むことができるという参考までに・・!
ただ「せっかく自作をするなら見た目に拘れ」という世論もなきにしもあらず。
自らの心とお財布に従って悔いのない選択をしましょう。
4.自作ゲーミングPCの苦労話
実のところ侍の場合、先人たちのブログやYoutubeなどで見かけるような
・初期不良品のパーツを掴んでしまった(これはもう運次第)
・組み立ての際にパーツのなんかが折れた
・組み立ての際にどこかが接触不良、配線違いがあったなどで「起動しない」「CPU温度が異常にあがる」
といった不都合は一切でませんでした(ドヤる)。
というのも、ゲーミング環境を作るにあたってのきっかけが引っ越しだったのですが、それまで半年間ほどその日を心待ちにしながら滅茶苦茶YouTubeで予習した甲斐があったのかもしれません。
苦労?其の壱
・自作をするなら予習しよう
苦労 其の弐
・どのパーツの説明書も専門用語多すぎ、翻訳おかしい
パソコンのパーツ自体は「海外産」のものがほとんどで説明書にはほぼ頼れないといってよいです。
穴のあくほど予習をしたとはいえ、いざ組み立て!となるとすべての手順を記憶しているわけもなく・・特に配線周りなんかはスマホ片手にYouTube動画やWebサイトなどで差す場所、繋ぎ方などをしっかりと確認しつつ行う必要があります。
苦労 其の参
・寄せ集めパーツ同士のサイズが合わない可能性がある!
幸い侍の場合には「設置不可能。詰んだ。」となるレベルのサイズ相性問題は発生しなかったのですが上図のように「一歩組み立ての順番を間違えていれば、ネジ止めやりなおし」という場面や、「狭すぎてケーブルを配線し辛すぎる!、そこネジ止めしろって指すら入らないぞ!」という場面はいくつか発生しました。
もし自作PCに興味を持って実際にチャレンジしてみたいなと思った方にひとつだけ言っておきます。
ライト&磁石付きのドライバーは用意しておいたほうがいいよ!!
せっまいところで指をぷるぷるさせながらネジを穴に合わせようとしている際に・・コロンッ!カラカラ…とパーツの隙間にネジが転がりこんで取れなくなる。これを二度三度と繰り返すと本気で発狂しそうになります。
といった具合にロマンの裏にはいくつもの苦労があるわけです。
以上、ゲーミングPCのあれこれについて紹介してきましたがこればかりは「みなさま個人の求めるスペック」「予算」「パーツ相性」などあるのでコレ!という商品はオススメすることができないわけです。
PC選びは思う存分調べて、聞いてから自分にあったものを選びましょう!(特に自作なんかをしたい場合)
5.次回
次回は・・お仕事にもゲームにも大活躍「ゲーミングキーボード」について紹介予定!こちらはしっかりコスパしている、はず!
よろしければ読んでやってください。